金属メーカーとして、また資源開発などでも知られる川中商事についてまとめてみました。

環境活動への取り組み

鉄鋼や非鉄金属、化学製品などを幅広く取り扱う川中商事は、北米や中南米、そして欧州にも拠点を持つ日本屈指のグローバル企業であると言えます。

その川中商事は2000年に「環境ISO14001認証」を取得し、自社の利益だけでなく世界レベルでの環境保護にも力を入れているのです。

ISO14001認証とは、環境に関する国際的な規格であり、全社的な環境方針とそれを実現するためのPDCAサイクル(計画・実行・検証・改善)が継続的に実施出来ているかを厳しく審査するものです。
川中商事では様々な重加工製品や素材を扱う一流メーカーとしてその責任ある立場を自覚し、このISO14001認証に適合した事業運営を行っているのです。

川中商事の環境・CSR報告書2016によると、同社ではリサイクル燃料のシェアを拡大することによって地球温暖化の防止にも寄与する姿勢を明確にしています。
これまでは廃棄されるだけであった産業廃棄物の中から、RPFと呼ばれる化石燃料の代替物を抽出し利用することによって、CO2排出量を大幅に低減させる取り組みを始めているのです。

また新本社ビルとして完成した大阪ビルは、環境に強く配慮した設計となっている事が特徴で、直射日光を防ぐことで空調負担を低減すると共に遮熱高断熱ガラスを採用することで空調効果を高める工夫がされています。
これによってなんと消費エネルギーを20%も節約できるとのことです。

その他、生物の多様性に対する配慮として川中商事では地方林業の推進を計り森林の整備を進めています。
一昨年には宮崎に約20ヘクタールの土地を購入し、伐採した木材は海外へと輸出されています。
森林保全を行うことは同社の利益になることはもちろん、地域雇用の確保にも繋がるのです。
同社では他にも水産資源保護に向けてMSC-CoCという環境保護に配慮した漁業を行っている企業にのみに認証される資格も取得しています。

川中商事では再生可能エネルギー関連事業も進められており、木質系バイオマス燃料供給や古紙のリサイクル、再生重油の活用に関する取り組みも始まっています。

冒頭でご紹介した環境ISO14001認証により、包括的な環境マネジメント体制がしっかりと構築され、策定された環境方針における基本理念と行動指針が忠実に守られている限り、これからも川中商事は日本のみならず、世界中の国と人々から愛され、尊敬される企業で有り続けることでしょう。